近年、大学図書館や公共図書館などでデジタルアーカイブの公開が多くなっているが、多くはIIIF対応のシステムを利用している。IIIFは画像を公開し共有するための国際的枠組みで非常に有効なものであるが、IIIF対応画像サーバが必要であり、また、IIIF Manifestファイルを作成する必要があるので簡単に構築するのは困難であると思う。

 WordPressを利用したデジタルアーカイブ公開プラグインを作成したので配布し、ご意見を伺いたいと思います。

配布するデジタルアーカイブ公開サイト構築パッケージ(2024年04月版)は
デジタルアーカイブ公開用プラグイン、デジタルアーカイブ公開用テーマ「1カラム」、デジタルアーカイブ公開用テーマ「2カラム」及びデジタルアーカイブ公開システムプラグイン説明書をパスワード付きZipファイルとしてありますので、申込みいただければパスワードをお知らせします。

このプラグインは「地図から検索」を組み込み、検索結果表示用に「pre_get_posts」をフックし、個別ページ用に「the_content」を、検索結果用に「the_excerpt」、「get_the_excerpt」をフィルターフックしているので、一般的なテーマでカスタマイズせずに利用できる。

kanslab-da3.3.0.zipをダウンロード

デジタルアーカイブ公開サイト構築パッケージ(2024年06月版)を追加いたしました。

このプラグインはFTPなどで画像をアップロードしてメタデータを付加してアーカイブ投稿にする方法で、メタデータをCSVでアップロードすれば大量のデジタルアーカイブ投稿を短時間で作成できる機能およびPHP8でWarning が発生する部分の修正およびブロックテーマに対応する修正を行いました。テーマの選択が増えると思います。

kanslab-da3.4.zipをダウンロード

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